ヴィブラニウムについての試算
今回は小粒です。
私が2012年(もうすぐ10年前!)にFC2で自分のブログを始めた頃は、映画のレビューを主に行うブログでした。初心に帰って、最早洋画界で主力なジャンルとなりつつあるアメコミ映画を題材に記事を書いてみたいと思います。
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映画『ブラックパンサー』に登場する、ミノフスキー粒子並みの万能性と後付け設定を併せ持つ*1超元素・ヴィブラニウムは、劇中によれば250万年前に隕石の形で落下したらしい。そしてワカンダ文明のすべてを支えたが、ユリシーズ・クロウの台詞によれば「数千年間掘削しても、表面に引っかき傷をつけただけ」らしい。
ちょっと計算してみた。正直、絶対に何処かで計算ミスをしている気がしてならないので、優しい方が気づいてたらどなたか教えて下さい
計算開始
- まず、ワカンダの年間ヴィブラニウム消費量を、日本の年間の粗鋼生産量と同じだと仮定する。それは、毎年平均すると1億トン前後だという。
- ヴィブラニウムの密度はよく解らないが、とりあえずハワード・スタークのセリフを鵜呑みにして鉄の三分の一だとする。鉄の比重(面倒くさいので四捨五入して8)÷3= 66666666667。
- つまり、ワカンダの年間ヴィブラニウム消費量は一億×33333333333…=3000万トン。
- ワカンダの歴史もよう知らんが、劇中では中央アフリカにある国家にも拘らず、北アフリカの神であるバステト神や、そもそもアフリカの神ですらない南アジアのハヌマーン神を信仰していた。おい!それって“文化の盗用”じゃないのか!?*2とりあえず、それらの神々を国外へと旅立ったワカンダ人が伝えたものだとして、ワカンダ文明が興ってから5000年が経過しているものとする。計算も楽だし。
- つまり、年間消費量3000万(t)×ワカンダ文明の歴史5000(年)= 1500億トン。
- 前述のクロウの台詞を参考に、ワカンダ文明が今まで消費してきたヴィブラニウムの量は全体の1パーセントだとする。設定に無理があり過ぎるだろ・・・ JK。
- 累計消費量1500億(t)÷01=1.5×1013トン。うわあ指数表記が出たぁ!?
- 劇中の描写からしても隕石が純ヴィブラニウム製だったとは思えないので、全体の半分が岩石で出来ていたとする(鉱石としてはまずありえない含有量)。
- 面倒くさいので地殻表面で最も一般的な玄武岩だとして、玄武岩の比重(四捨五入して3)÷ヴィブラニウムの比重(2.7)= 11111111111…
- 15兆トン(でいいのかな・・・?)×11111111111=1.6666667e+13。 四捨五入して17兆トンとする。
- 計算完了!ワカンダに墜落した隕石の質量は32兆トン!!
- ・・・確実に大量絶滅が起きていたと思われる。とくに「250万年前のアフリカ」なんてドン・チードル… もといどんぴしゃりで初期人類の進化の舞台だった頃である(ようやくホモ属が現れだした頃の話)。こんなものが降ってきたら<
イシポ >どころかとんだ厄災であり、まず間違いなく人類は絶滅し、結果として人新生も訪れず、地球の歴史はまるで違うものになっていただろう。
結論
広告欄
わたくしには一銭も入りませんので、皆様は安心してお買い求めください。
記事の中では色々と貶してしまったけど、MCU作品の中では普通に面白い方なので一度は見てみるべし
高価い?ならばTSUTAYAに行け!Disneyプラスを使うような不届き者は極刑で
陛下のデビュー作だけど、その内容は私がディズニーとルッソ兄弟に根本的不信感を植え付けられたレベルでマジモンのビチグソなので、皆さんは観なくていいです。
陛下かっこいー(^p^)
バンダイはディズニー並みに悪辣なんでこっちは買わなくていいです
(DCEUに)乗り換えていく
COVID-19の世界的パンデミックも終息を見せつつある(少なくとも米国では殆ど“過ぎた話”になりつつある)昨今ですが、今後の映画界はどうなるのでしょうね。それでは今回はこの辺で。
*1:最初は『アイアンマン2』でトニーが亡父ハワードの遺した“スターク・エキスポ”の設計図をもとに粒子加速器で創った新元素」として登場したのだが、『キャプテン☆アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でいきなり「ハワードが作った軽量かつ強靭な合金」としてサラッと登場し、『エイジ・オブ・ウルトロン』に「アフリカの一部でのみ採れる希少金属」という役回りで久しぶりに登場、そして『ブラックパンサー』では「ミノフスキー粒子も真っ青の超万能物質」として作中の至る所に登場した。ていうかいつの間にかトニーが創った新元素は”バッドアシウム”とかいう別物質に設定が変更されてるし!ハワードの遺品からヒントを得てヴィブラニウムを創ったシーンは普通に感動したし好きだったのにぃ
*2:ワカンダ人らのトーテムは、ゴールデン族(ティ・チャラ等の王族が属している部族)は黒豹、ジャバリ族(とても偶然とは思えぬ程“狙っている”かのような名前だ)はゴリラだと劇中で明言されていた他、ボーダー族(マントをかざすとシールド・バリアが発生するシーンの合成はニチアサ並みで失笑したものだ)はウカビのペットからしてサイ、リバー族(口に皿埋めてた人の部族)は変な形状をした戦闘機からトンボであると推察されるが、残りの二部族、マイニング族とマーチャント族は劇中を見る限りさっぱり解らなかった